看護師は責任とやりがいのある仕事

看護師

まず、簡単に看護師について簡単に言いますと、医師の診察・指示に基づいて、患者の診療を補助したり、患者が入院生活を過ごしやすいよう日常生活の援助や看護を行います。

たとえば、問診や各種検査、点滴や注射、食事・排泄の補助、患者移送、検温や入浴の介助、体位交換、記録、巡回、ベッドメイキングなどです。

患者の症状を正確に把握し、医師に報告するのも仕事です。看護師になるには、国家資格が必要です。
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また、医療関係の仕事と言う事で、現在看護師不足などにより、求められる人員は多く、職業としては、安定しています。その反面、人命に関わる仕事である以上、求められる責任は重大なものと認識が不可欠です。

少し前までは、看護師(看護婦)と言えば、仕事が過酷で、異性との出会いも少ないと言ったマイナスのイメージが強かったですが、最近では、「子どもができても産休の制度もあり、働きやすい環境作り」、「仕事時間の配慮」なども以前に比べて良くなってきています。

しかし、重大な責任と厳しい職場と言う意味では、変わるものではなく、状況に合わせて勤務形態があり、「生活上この時間だから良い」と思う方や「時間が不定期なので、やはり厳しい」と思う方に分かれます。

勤務形態には2種類あり、日勤・準夜勤・深夜勤の3交替制と日勤・夜勤の2交替制があり、3交替制は8時間区切りの勤務、2交替制は日勤者が夕方までの勤務を、それから夜勤者が夕方に来ると引継ぎを行い、業務合間に2~3時間の仮眠を挟み、翌朝の10時頃まで勤務をすると言った感じです。

その中で、看護師であるからこそ、他の職業では味わえない喜びややりがいがあります。それは、一言で言うと、「患者から感謝の言葉を頂くこと」は何よりの励みと言う事です。

また、多くの患者さんと接する事で、「いろいろな症状、悩みを持つ患者さんを見て、自分の生き方を見直し、過酷と言いながらも、健康で働ける事に感謝の意を持てる事」です。

これは、自分の人生の中での経験として、とても貴重な経験であり、誇れる仕事と言えるでしょう。
国立病院機構 四国がんセンター

看護師の給与

一般的に看護師は高給であるというイメージがあります。 平成22年厚生労働省の統計データによれば、看護師の平均年収は475万円で平均月収33万円、ボーナス83万円とやはり一般企業に比べて高くなっています。

資格がいる仕事ですし、人の命を預かるという非常に責任のある仕事なので納得がいきますよね。 高給といわれる勤務先やどんな手当がつくのかを見ていきましょう。

1.手当

看護師の給与には様々な手当てが付きます。 まずは看護師や准看護師などの資格に対する資格手当てです。

さらに専門の資格である認定看護師や助産師などの資格も保有していると別途手当が付いたり、 精神科のような診療科目では危険手当てが付くこともあります。

その他、残業すれば時間外手当て、夜勤をすれば夜勤手当て、休日出勤すれば休日出勤手当てが付きます。 院内に保育所を併設している場合もありますが、子供がいると保育手当てが出る場合もあります。

2.高給といわれる勤務先

・精神科病院
基本給に危険手当が入っているため高給ですが、体力が必要だったり怪我をしたりする危険もあります。 一般病院より高給でないと看護師が集まりにくいともいえます。

・有料老人ホーム
もともと入居者の入居金も高いため高級志向のホームでは対応が難しい場合もあるかもしれません。 また、看護師の数は少ないのでどこまでが業務範囲なのかきちんと確認しておく必要があります。

・美容整形外科
一般の病院と違って、土日も営業しているケースが多く、お休みがとりにくい可能性があります。 新卒よりも外科経験者や手術室経験者が優遇されるようです。

・専門的施設
透析や重度障がい者の施設のような看護師は専門的知識や技能が求められるため高給なところが多いようです。

3.給与があまり高くないとされる勤務先

・高齢者向けの施設など
介護職が中心の職場で看護師は少数派です。 医療行為そのものよりも介護が中心となるので、一般病棟よりはゆったりしている分、基本給もそれほど高くはないようです。

・地域の小規模クリニック・診療所 
地域に根差した医療機関は夜勤はなく、残業も少ないため、仕事は大病院ほどハードではないでしょう。 ただ人員不足だとお休みを取りづらい雰囲気があるかもしれません。

看護師と准看護師

どちらも有資格者である看護師と准看護師。 両者にはどのような違いがあるのか見ていきましょう。

1.法律上の定義

保健師助産師看護師法という法律によって看護師と准看護師の他に保健師と助産師についてもその資格や業務範囲について定められています。

この法の第5条によると看護師は 厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくは褥婦(じょくふ)=出産後の女性に対する療養上の世話、又は診療の補助を行うことを業とする者と定義されています。

2.資格と試験

看護師と准看護師の最も大きな違いは、看護師は国家資格なのに対し、准看護師は都道府県知事資格であることです。

看護師は各種学校、大学等で合計3000時間以上の養成教育を受けて、看護師国家試験に合格すると厚生労働大臣から看護師免許が交付され、看護師としての活動が可能になります。

一方で准看護師は1890時間以上の養成教育を受け、都道府県知事試験に合格すると都道府県知事から准看護師の免許が交付されます。

看護師は、通常高校卒業後に3年~4年間通学するのに対して、准看護師は全日制で2年間の通学となります。

看護師の国家試験は1年に1回、2月の下旬に行われるのに対し、准看護師の試験は各地の都道府県で行われ、ています。 試験期間も2月下旬から3月の初旬までと間があり、試験のレベルも異なり複数回受験することも可能です。

准看護師ができた背景には戦後の看護師不足を補うための一時的措置という側面があるため、日本看護協会では、准看護師制度の廃止を希望していますが、 これに対して日本医師会の要望もあり、未だ検討段階にあります。

准看護師の養成校は減少傾向にあり、神奈川県では2013年度をもって准看護師の養成を廃止すると発表しました。

2004年からは10年以上の臨床経験のある准看護師に対して、看護師になるための通信制の移行教育が始まっており、実際に国家試験を受験している准看護師もいます。

3.仕事内容

通常業務において看護師と准看護師の仕事内容に差はないのが一般的なようです。 ただ給与に差が付きますし、准看護師ではいわゆる出世と呼ばれる看護主任や師長にはなることができないのが実情のようです。

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